事業を展開していくうえで
資金が必要不可欠になっています。
資金調達の方法は次の種類に分類することができます。
① 株式を発行する
株式を発行する(新株発行)によって資金調達する方法です。新株発行により、自己資本が増加します
② 金融機関などから資金を借り入れる
「貸し渋り」「貸し剥がし」と言われるように特に都銀の中小企業に対する貸出は難しくなってきています。
③ 必要性が薄い資産を売却する
売却損の計上による法人税等の減少も生じれば納付すべき税金の減少を通じて、
結果的に資金調達したのと同じになります
④ 無駄な経費を削減する
一年に一度自動振替で銀行預金口座から引き落とされる会費などの経費、どんな保障内容となっているのかわからない複数の保険契約などそうした経費を見直すことによっても手持ち資金を増加させることができます。
などが挙げられます。
その他にも、親族から事業を引き継いだ個人事業者の方にたまにあるのですが、
自分で所有している財産で所有していることを忘れている財産もあります。
忘れているぐらいですから、金額的には百万円もいかないものがほとんどです。
こうした「忘れ財産」のうち有価証券など換金性の高いもので、
御本人が株に興味を持っていなければ換金してしまうことをお勧めしています。