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7月から電子納税証明書がPDFで取得可2021.6.15

カテゴリー:お知らせ

電子委任状の添付により代理受領も可能に

オンラインで交付請求できる電子納税証明書の形式に、令和3年7月1日からPDFファイルが加わります。国税庁が発行する電子納税証明書(PDFファイル)にはプリンターで印刷可能な偽造防止技術が措置されており、紙に印刷しても納税証明書として使用できます。また、税務代理人が交付請求時に電子委任状を添付することで、関与先の電子納税証明書を代理受領できるようになります。

従来の形式は印刷による使用不可

電子納税証明書とは、国税庁のe-Taxから交付請求して取得できる電子ファイル形式の納税証明書のことです。納付額や未納額等が記載されており、一般的に、税金の滞納等がないことを証明するため、金融機関の融資や自治体の入札などの場面で提出が求められます。

これまでも申請者がオンラインで交付請求すれば、書面又はデータで納税証明書を取得することができました。だが、従来のXML形式の電子納税証明書は、紙に印刷すると納税証明書として使用できず、書面での提出が必要であれば、都度、書面での交付請求手続をする必要がありました(【参考】)。また、従来のオンラインによる交付請求では、税理士等の代理人が電子委任状を送付できず電子納税証明書を代わりに受け取ることができませんでした。

そこで令和2年度改正で、①申請者が電子納税証明書を印刷して使用しても真正性を担保できる措置を講じた電子納税証明書(PDFファイル)の発行、②代理人による電子データの受領、の2点の見直しが行われました。

【参考】納税証明書として使用できる場合の比較
     使用方法
ファイル形式
データ提出 書面(出力紙)で提出
XMLファイル(従来の形式)      〇     ×
PDFファイル(追加された形式)      〇     〇
納税証明書を電子ファイル形式で取得する場合,申請時に電子署名及び電子証明書が必要

 

新形式はQRコードで真正性の確認可

申請者は、まずe-Taxで電子納税証明書の発行手続を行う必要があります。パソコンからe-Taxにログインし、「納税証明書の交付請求書(電子交付用)」からPDFデータを選択します。電子署名及び電子証明書を添付して送信することで請求が完了します。あとはインターネットバンキング等で手数料を納付すれば、税務署から受領した電子納税証明書(PDFファイル)がメッセージボックスからダウンロードできます。

電子納税証明書(PDFファイル)には、従来の税務署長等の電子署名及び電子証明書の受信に代えて、真正性を担保するためのQRコードが付されています。書面の納税証明書の提出先が複数ある場合でも電子納税証明書の期限内であれば、データを印刷することで何度でも使用できます(オン化省令10,12,令和2年国税庁告示第3号)。