新着情報

iDeCoと源泉徴収事務2017.5.1

カテゴリー:お知らせ

平成29年1月1日から、20歳以上60歳未満の者であれば原則誰でも個人型確定拠出年金(iDeCo)を利用できるようになりました。
ただし、会社員の場合は一定の要件を満たした企業で勤務している者に限定されます。

iDeCoに加入した会社員は、その掛金の振込を①事業主振込又は②個人振込のいずれかから選択することとなりますが、①を選択した場合には、企業側は毎月の源泉徴収に係る事務を行う必要があります。
というのも、iDeCoの掛金は小規模企業共済等掛金として全額が所得控除の対象となるためです。
よって、毎月掛金の額を給与から天引きし、掛金の控除後の金額から給与等の源泉徴収税額を算出することとなります。
一方、②を選択した場合には、企業側の毎月の源泉徴収に係る事務はありません。
ただし、年末調整時に「小規模企業共済等掛金払込証明書」が必要となるため,前もって従業員から同証明書を収集し,それに基づき年末調整の事務処理を行うこととなります。

小規模企業共済等掛金払込証明書は、原則として毎年10月に国民年金基金連合会から登録先の住所へ郵送されてきます。
ただし、初回の掛金の納付が10月以降となる場合には,同証明書の発行は翌年の1月となり,年末調整に間に合わないため,確定申告をしてもらうこととなります。

なお、拠出限度額については、企業型確定拠出年金(企業型DC)及び確定給付型企業年金(DB)等の企業年金等がない会社員は月額2万3,000円、企業型DCのみに加入している会社員は月額2万円、DBと企業型DC又はDBのみに加入している会社員は月額1万2,000円となっています。